オールハンドリンパマッサージ 手あてすることと癒すこと

手あてがもたらす神秘的な効果

オールハンドマッサージとは.png

 

 

 

 

 

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目次 

 

      0.手あての歴史 

      1.手で行う手あて

      2.手あてすることと痛むこと

      3.手あてすることと癒すこと

      4.手あての特徴

      5.手あてと肌感覚

      6.手あてとプラシーボ効果

      7.手あてとジェームズ・ランゲ説

      8.手あてとオキシトシン

      9.手あてと自分に触れる理由

 

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3.手あてすることと癒すこと  

 

 

 

暗い夜道で不安を感じ、思わず互いに手を取り合った経験があると思います。医療の終末期の場面でも同様に、死への不安や恐怖に直面してる患者には言葉は意味を持たないため、手を握り背をさすり触れ続けることこそが共感を与え安心感をもたらします。触れることは前述した痛みへの効果に加え、癒しの効果をも生み出します。 

癒しを求めるストレス社会ともよばれる現代社会では、手で行われる手あてとの間に何らかの相関がありそうです。

 

 

 

癒しとは、からだの疲れや、こころの悩みや苦しみを、何らかの力によって解消することを意味します。旅行や音楽、ペットやプレゼントなどに癒しの効果がありますが、当然ながらマッサージにも癒しの効果が期待できます。

 

人の意志と無関係にはたらく自律神経には、交感神経と副交感神経の2つの神経がありますが、各神経効果ももちろんですが、やはりバランスこそがもっとも重要です。誰であれ、人に打ち明けられない悲しくつらい経験があり、程度の差こそあれ、こころに何らかの障害を抱えてることと思います。これらの障害がどの程度の障害となるかは自律神経に影響される側面もあります。皆さまもご存知のように、これら2つの神経のバランスが崩れますと、自律神経失調症に代表されるような神経バランスに欠けた多彩な症状を招いてしまいます。このようなからだの負の状態を打破するためには、副交感神経優位で交感神経も適度に覚醒した心地よい状態に転換しなければなりません。

この点でリンパマッサージが適しているのですが、その意味はリンパマッサージの物理的効果に留まらず、オールハンドでゆっくりとしたリズムで行われることに、手あてと同様の効果が隠されているのです。

 

抑うつ気分が強くてやる気が出ない人には負の状態を癒し覚醒状態を高める措置が必要とされ、ストレスが蓄積し不安感が強い人には過覚醒状態を鎮める効果が必要とされています。

 

 

 

 

 

リンパマッサージは、オールハンドで行われますが、オールハンドで行われるマッサージには、痛みの効果に加え癒しの効果も伴っております。皆さまが日々お悩みの症状の中には、特にリンパマッサージが即効的と言える症状もございます。ただし、症状が慢性化した状態になるにつれ、当然ながら施術効率は低下いたします。場合によっては、疾患が影響しているケースもございますので留意が必要です。
人の自然な反応である手あてについて考え、手あてを意識した日常生活を送ることは、生きるうえで大切なことのようにも感じます。